テーマA-I|量子デバイス物性研究室
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I.   励起子紫外発光デバイス基礎物性・太陽電池応用基礎電子物性

  • フォノン・励起子・輻射モデルの構築と励起子・励起子分子ダイナミクス理論解析
    電子‐正孔のペア(励起子)は水素原子のようにふるまいます。ここでは、水素プラズマ分光における解析手法CRモデルを基盤に格子振動の量子(フォノン)過程を取り入れ、これまでにない紫外発光デバイス中キャリアダイナミクス解析を行い、デバイス開拓の方向性を探索します。
  • フォノンに着目した励起子・キャリアダイナミクス制御の実験的研究
    フォノンと励起子の相互作用が制御できれば紫外発光効率は飛躍的に上がると考えられます。この制御のために様々な半導体構造を探索し、分光解析からフォノン制御による高効率発光デバイスの開拓を目指します。
  • 上記のための基盤計測技術
    当研究室では数THz程度から紫外まで連続的に分光スペクトルをとることができます。これを用いて様々な物理の解明を行い、デバイス開拓に役立てます。

顕微発光強度マッピング

理論計算による状態遷移速度

フォトルミネッセンス実験装置